第二回 主催レポート
2022年5月5日(木祝)に開催した「五忍晴れ!」第二回開催の運営記録です。
※pictSQUAREイベント主催参考用に閲覧している方へ
各種業務は個人の裁量で行っているものです。参加要項の整備など、一般公開をする場合に最低限遵守するべき事項はありますが、主催をするからには必ず多くの企画を立て、多くの努力をしなければならない、ということはないと思います。ご自身の裁量で良きイベント活動を!
※参加要項およびイベントページ、各種案内の文章の丸写し、コピペ改変は行わないでください。
開催跡地
pictSQUARE「五忍晴れ!!」(第二回)イベントページ
・参加要項、イベントスケジュール、お知らせ等が見られます。
・会場、サークルリストは閉鎖しています。
開催状況
総参加者数500名
サークル参加数90sp
主催企画
・イベントパンフレット
表紙を除いた16pのパンフレットを作成し、PDF(無料)とネットプリントで配信。
会場案内、注意事項、CP傾向のみを掲載したマップ、サークルカット(任意)、参加サークルリスト、チェック用メモなど
奥付にイベント関連のサイトへリンクするQRコードを掲載。
・開催記念webアンソロジー
全編web上で公開。総勢18名のイラスト、漫画、小説からなるアンソロジー企画。参加募集要綱はこちら
執筆参加者限定で印刷製本冊子を頒布。
・す五ろく
pictSQUARE内イベントホールの50sp1エリアのマップを使用したすごろく。
五年生に関する質問やトラップを1sp分のマスに配置し、アバターをコマにして遊べる仕様。
・みんなでパンフ表紙
イベント参加者有志でパンフレットの表紙を作成してネットプリントに登録し、ハッシュタグで共有して好きな表紙にカスタマイズしよう!という企画。自由参加
運営スケジュール
使用したwebツール
pictSQUARE…会場、イベント要項
Twitter…総合案内
Wix website Editor…告知サイト作成
マシュマロ…匿名お問い合わせフォーム
Googleドライブ…イベントパンフレット配信、イベントロゴ配布
セブンネットプリント…イベントパンフレット配信、印刷
主催後記
本項では、第二回開催を運営した上で感じた所感や主催の覚書を記しています。
目次
(項目をクリックでジャンプします。文中の章題をクリックで目次に戻ります。)
・今後の予定
・運営総評、改善点
・小ネタ
複数CPを扱う総合webオンリーのため、配置組みはやや複雑なものとなっています。
第一回開催では、サークル情報を全て付箋に書き出してジャンル・CP傾向ごとにまとめたのち、床に並べる(!)というアナログ方式で配置作業をしましたが、配置の要領を得たので今回はExcelとiPad(手元のエリアマップに手入力メモ)で組みました。
やり方としては、
①参加募集締め切り後、pictSQUAREのイベント管理画面で参加サークル一覧をダウンロード
②↑をExcelで確認、別ファイルで傾向ごとにまとめる
(サークル名と受付番号、成人向けの取り扱いを記入)
③逆CPが混ざらないように同じエリアにするものと分けるものを決める
この時、1エリア当たりのサークル数が24spまたは50spからはみ出さないようにする
④↑のエリアごとに、マップに直に書き込みながら配置
⑤↑を参照しながら配置用CSVファイル(①のファイルと別)(罠)に受付番号を流し込む
⑥↑のファイルをpictSQUAREにアップロードすると、一括で配置設定完了
といった感じです。結局②と⑤で情報の手動書き出しを行なっているので、手書き付箋とどちらがいいかと言われると、もっと(Excelを駆使した)要領の良い方法がある気がします。
配置はパズルに似ていて最も楽しい作業だと思っているのですが、同時にセンシティブなものですのでかなり慎重に行なっています。
・基本受け配置
・逆CP同士は最低限上下左右に配置しない
↑以上は要項にも記しています
・メインジャンルの逆CPはエリアを分ける
・できるだけ隣接するようにする
・できるだけサブジャンルを考慮する
↑これらは総サークル数や配置可能エリアの固定位置により必ず配慮できるわけではないため要項には記していません。
隣接希望についても同様に隣接が難しい場合もあるので、要項には記していません。
(直接ご要望いただいた場合はできるだけ希望に沿うようにしています。)
サブジャンルというのは、配置希望の第一希望(メインジャンル)に対してその他の取り扱いジャンルとして申告していただいているものです。
A×Bで配置されたいけど、C×Bも取り扱っている…という場合のC×Bがサブジャンルに当たります。
一般的な企業開催では基本第一希望のみで申し込み・配置されていることが多いので、サブジャンル隣接は個人主催ならではの配置かなと思います。(五忍晴れ‼︎ではサブジャンルも考慮していますが、全てのwebオンリーがそうであるとは限りません。)
固定位置の件についての補足として、pictSQUAREでは
・スペースが全て南の方向を向いている
・真ん中に広めの通路がある
・通路を介さないスペースの塊(島)の単位が1・2・3・4いずれか
という固定の要素があり、意外と上下や場合によっては隣のサークルと隣接している感覚が薄いです。
スペースの塊が最大で4だったり、1(左右の隣接がない)だったりするのは配置の上でもなかなか難しいところがあります。
この辺りは実際にイベントを開催している会場内を見るまではつかめない所感でした。
やはりできるかぎり島が形成されていて、類似した傾向のサークルと隣接していたほうが良いと個人的に思います。そのようによりよい配置になっていたら幸いです。
前開催の77spから90spとスペース数が拡大したためにサークルカットのページ割合が増えていますが、パンフレット自体のページ数を増やさないように仮表紙をなくすなど、かなり詰め込んだパンフレットになりました。
印刷費が前回より上がるのを防ぐためと、ネットプリントの冊子印刷は10MBの容量制限があるためです。
16ページのPDFデータの低出力でちょうどくらいでした。
サークルカットは一律1000px*1000px(印刷サイズ4cm四方)で編集しており、1ページあたり9サークルを掲載しています。今後拡大するならば、ページ内に12サークルぶん詰める必要があるかなと思いました。
サークルカット枠をカットと一体にしていないために余白が生まれているので、枠一体型のテンプレートを用意しようと考えています。
サークルカットの締め切りがわかりにくかったため、かなりタイトなスケジュールになっていたかと思います。申し訳ありませんでした。申し込みフォームに情報変更締め切りの期日を記載しておりましたが、あらためて告知の必要があると感じました。更に年度末と年度はじめにかかっており、この辺りはスケジューリングの時点でずらしておくべきだと思いました。
パンフレット表紙企画については、前開催時主催側で表紙を作るか迷った挙句に、開催ギリギリに思いついた企画でしたので突然の思いつき企画!と銘打っています。
ギリギリ告知に関わらず、皆様の素敵な表紙でタグが充実していて嬉しかったのを覚えています。お楽しみいただけたでしょうか?
今回も表紙企画にて表紙を募集させていただきました。素敵な表紙を作成していただきありがとうございました!
パンフレットを記念に印刷される参加者様も多いかと存じます。自分だけの表紙を作ったり、タグで共有している方の表紙を刷ったり表紙コレクションをしたり…できていたらいいなと思います。
今開催では記念企画としてwebアンソロジー企画を並行主催させていただきました。
全体公開は「webアンソロジー」として全て展示公開
また、執筆参加者様限定で、一冊あたりの印刷費をいただいた上で製本冊子を頒布する「合同誌」の2形態の複合企画でした。
印刷製本及び諸費の内訳や執筆参加者様からお預かりした印刷費の収支はこちらのアンソロ企画:収支報告書にまとめています。
また、この場をお借りして製本冊子の装丁をご紹介します。
A5サイズ/36p/表紙カラー/本文モノクロ
使用紙
表紙:銀箔紙+クラックドアイスホロPP
遊び紙:カラートレペ ウルトラマリン
本文:コミックペーパー ブルー
印刷 大阪印刷株式会社
銀箔紙に白印刷を重ねることにより部分的にヌキにした箇所が擬似的に箔押ししたような仕様にできるため、陽光の輝きのイメージのホロPPと合わせておめでたい、豪華な装丁にできたらと熨斗袋風にデザインしました。
主催含め18名の執筆陣にお集まりいただき、たくさんの素敵な作品に触れさせていただけたこと、一緒に五年生をお祝いできたことを光栄に思います。
5/31(火)まで当サイトにて公開しておりますので、是非ご覧いただけますと幸いです。
ご感想なども、ぜひ各執筆者様にお伝えください!
前項にてアンソロジー企画の収支の話が少し出ましたので、ついでにwebオンリー開催についての諸経費の話を記しておきます。
なお、こちらに関しましてもあくまで五忍晴れ!においての話、主催(私個人)の考えであることを念頭においていただけますと幸いです。
五忍晴れ!では、pictSQUARE運営に参加サークル様が直接お支払いする利用料(¥550)以外は、無償イベントとして実施しております。
一般参加料、サポートプラス(ピクスクの投げ銭システム)は受付しない設定となっておりますので、イベント実施に際して主催には利益、収入が発生しない仕組みとなっております。
イベント運営のための諸経費は厳密に言うとゼロではないのですが、五忍晴れ!の場合は運営上大きな実費が発生しないことと、主催の個人サークルの運営の流用などもあり、あくまで個人にできる趣味の範囲ですので負担は微々たるものです。
仮に上記のような運営上の収入をいただいても完全にイベントに還元しきれないことが予想されるため、収入は受け付けないことにしております。
もちろん、運営費用を募りうまく還元なさっているwebオンリーもあります。ロゴやイラストカット、企画景品などの依頼費用や制作費用、その他人件費等諸々…などでしょうか。
もし参加されるイベントで支援を受け付けている場合には、検討の上是非ご支援なさってください!
今回は交流企画として「す五ろく企画」をご用意させていただきました。
作成にあたり、お題のご提案・ご応募ありがとうございました!
この企画の課題点としては、遊び方が自由すぎてちゃんと参加者が楽しめるものになっているか?が主催側では確認できないという点です…遊んだ方はぜひご感想などお伝えいただけますといのちが助かります。
また、す五ろくエリアは早くから準備しておりましたが
会場装飾については配置確定から開催まで半月もなく、主催のスケジュール的に25sp 1エリア+50sp×2エリア分の会場装飾をする時間が捻出できず、初期マップに簡易マップを貼ったもので断念する結果となりました。これはそもそものスケジューリングの問題ですので、もし次回開催が決定事項になりましたら根本的に見直したいと思います。
今回、企業開催の直近開催(間一日/後開催)・祝日開催となりましたが、主催とサークル参加者の両面から見て日取りが微妙であったと感じるところがありました。
(もちろん五月の五日、というたいへん縁起の良い日付ではあります。)
開催日時決定前の所感としては、
・企業開催のオフイベントのスライド参加ができる(準新刊として参加)
・オフイベントに参加できない方もイベントを楽しめる
・前開催や重開催はともかく、後開催なら問題ない
といったものでしたが、実際は
・オフイベントの疲労が残る
・オフイベント→五忍晴れ!までで新しく何かを用意するのが難しい
・祝日とはいえ木曜開催のためか、全体の動きが少なく感じた(コアタイムなど)
などの点を感じました。
最後の項目に関しては、当イベントはサークル参加者当日不在OKのスタンスですので勘定に入れる必要はないのですが、賑わいが目に見えた方が嬉しいもので、少し気になった点でした。
開催日の日取りや開催時間は、準備期間のスケジューリングも含めて考え直す必要があると感じています。
前開催の自己反省から出た運営の改善点にて情報のアクセスについて挙げ、Twitterを補完する総合案内サイトとして当サイトを整備しました。
第一回開催では実際にそうだったようにTwitterだけでも十分運営はできますが、やはりサイトを開設してよかったと思います。
運営側のメリットとしては、
・サイト内のページ追加、修正、組み替えなどの自由が利き、情報を掲示しやすい
・pictSQUAREのイベントページの内容を参加要項一点に絞れる
・Twitterのツイートが減りすっきりする
・アクセス情報(訪問数など)が確認できる
・サイト自体を継続して利用、ある程度残しておくことができる
などを感じました。最初に挙げたものが一番大きいです。
イベントページの内容を参加要項に絞ったのには理由があり、必ず要項に目を通してからサークル参加申込や一般参加をご検討いただきたかったためです。
また、サイト構築にはWixを利用していますが
・サイト全体の検索避けができる
・コードの知識がなくても感覚的に編集できる
・PCブラウザ版とモバイル版の編集ができる
・ページごとにパスワードもかけられる
・基本無料(!)
という至れり尽くせりでたいへん助かりました。
困ったことといえば若干エディタが重いことや謎の編集バグが少しあることくらいでしょうか。
ただし、たくさん企画がありTwitterでは手狭になる場合や継続開催する心算がある場合などにはのちのち編集が利くサイト開設が便利ですが、とりあえずwebオンリーを開催してみたい、という場合には整備などの手間の割に合わないかもしれません。
ツイートが流れてもサイト内を覗けば欲しい情報にアクセスできるように努めたのですが、いかがだったでしょうか。
関係があるかはわかりませんが、今開催ではマシュマロ等のご質問がかなり減ったように感じました。不明点など解消できていたら幸いです。
当サイトは今後も適宜改築予定です。
第二回開催を終えまして、
告知Twitterは5月31日(火)をもって一時休業(ログアウト)いたします。
当サイトは第二回開催最終更新のまま公開を続けます。
今後の開催については開催御礼にも記しましたが、100%確実なお約束はできません。
2022年5月時点では
・2022年度冬季開催(期日未定)
・2023年5月5日(金)~5月6日(土)本開催
を検討しています。
開催決定の際には、開催3ヶ月前に告知できるように努めますので、当サイトや告知Twitterをチェックしていただけますと幸いです。
次開催の折にはよろしくお願いいたします!
今開催は前開催の下地や流用があることから多少の余裕ができると考えて新企画などに手を広げる方針を取りましたが、
手を出し過ぎて全て中途半端になりかねない、という最悪の事態に直面することとなりました。最大の反省点です。
前回大丈夫だったから、などのどんぶり勘定ではどこかに支障が出ることを痛感しました。
今回のエラーを挙げると、
・スケジューリングの甘さ
・パンフレット誤植
・会場設営不備(サークル配置されている店舗に運営側の装飾が被る不備)
・アンソロジー企画編集不備
などがありました。実際に開催しないとわからない要素もありましたが、多くは事前の確認で防ぐことができたものです。
ご迷惑をお掛けした参加者の方には重ねてお詫び申し上げます。
以下に、現状挙げられる限りの改善点を記載します。
・確認作業体制の改善
文書チェックと同様にダブルチェック体制を敷く
・会場装飾の充実
サークル募集期間をかなりギリギリまでに設定しているため装飾の準備期間が取れず。今回は募集期間内の空白期間もあったため要調整。
・新規参入向けの案内
冬季開催を5月本開催に対する導入イべントとして位置付け、案内強化を検討中。
・イベント内の頒布展示/閲覧などの活動の活性化
プチオンリーにおけるペーパーラリーのような、サークルラリー又はイベントミッションビンゴ企画を検討中。
・サークルカット枠の統一
サークルカットテンプレートを配備
・委託書店のwebオンリー支援の利用
書店様より営業をいただいておりましたが、開催に向けての他業務を優先させたことにより今回は利用を見送りました。今後は余裕があれば事前アンケート等を行い、利用申請を行うか判断したいと思います。
・pictSQUAREの障害発生時の主催補填対応
当イベント開催後ではありますが、
5/8夜頃、会場として利用しているpictSQUAREにて約6時間サイト全体が接続不可になる障害が起きたとの情報がありました。
https://twitter.com/pictsquarenet/status/1523143908217454592?s=20&t=0QtoVSa6ZQUq8wLKvsYvaA
対象時間に開催したイベントもあったとのことで、現在(5/11)ピクスク運営からの補償や経緯説明などの対応を待っている状態です。
当イベントにおきましても今後開催時間内に同様のことがあった場合、主催側で代替補填をする必要があると考えております。pictSQUARE利用費(サークル参加費)の補填に関しましてはpictSQUARE運営の管轄ですので、今後の対応を追っていく所存です。
また思い当たりましたら追記していきます。
文責:合成甘味料(主催)
そこが変わったんか~い!という前開催から少しだけリニューアルした要素を紹介します。
オンリー名称 五忍晴れ‼︎
!が増えました。
!がふたつになったことで第二回を示したかったのですが、わかりにくいので正式表記では『五忍晴れ‼︎2』となっています。
ロゴ
!が増えました。
!がふたつになったのでバランス調整をしました。五月晴れを強調したく左側の雲が減り、太陽の線も文字に近すぎないように配置し直しています。
ロゴにナンバリングを入れていないのは漢数字の二がシンプルすぎて柄なのか字なのか判読しづらいためです。三~は入れられるかな?
配色は前回と変わりませんが、アニメの青紫、原作の藍、原作の裏地の緑をいれています。木下先生を頭数に入れているため太陽の線は六本です。